ディスプレイ広告のバナーサイズ一覧を理解しよう!

デジタルマーケティング

2024.10.04

ディスプレイ広告のバナーサイズ一覧を理解しよう!

ディスプレイ広告ではさまざまなバナーサイズが選べます。しかし、どのバナーサイズを選んでよいというわけではありません。適切なバナーサイズを選ばなければ、思ったような広告効果は得られないでしょう。

そこでこの記事では、バナーサイズ一覧を紹介するだけでなく、バナーサイズの選び方についても解説します。

なぜバナーサイズが重要なのか?

ディスプレイ広告、とくにバナー広告は、オンラインの世界での看板のようなものです。看板のサイズが適切でないと、メッセージが伝わらなかったり、見栄えが悪くなってしまいますよね。

同じように、バナー広告もサイズが重要なのです。適切なサイズを選ぶことで、より多くの人の目に留まり、クリック率の向上にもつながります。

主要なディスプレイ広告バナーサイズ一覧

ディスプレイ広告のバナーサイズは、Googleが推奨するサイズも含めて多様です。ここでは、紹介します。推奨サイズは◎で表しています。

レクタングル(長方形)型バナー

Googleディスプレイ広告のレクタングル型バナーは以下のものになります。

広告サイズ(px)アスペクト比PCタブレットスマホ
240×4003:5
250×36025:36
300×2506:5
336×2806:5
580×40029:20

この中でも300×250サイズは推奨サイズとしてよく使われます。また、336×280サイズも使っている人がいます。それぞれの特徴は以下の通りです。

  • 300×250(ミディアムレクタングル):最も一般的なサイズの一つ。ブログ記事の中やサイドバーによく表示されます。例えるなら、雑誌広告の定番サイズのようなものです。
  • 336×280(ラージレクタングル):ミディアムレクタングルよりも少し大きく、より多くの情報を表示できます。新聞の見開き広告のようなイメージです。

スクエア(正方形)型バナー

Googleディスプレイ広告のスクエア型バナーは以下のものになります。

広告サイズ(px)アスペクト比PCタブレットスマホ
200×2001:1
250×2501:1
600×6001:1

この中でも、250×250サイズを使っている人が多いです。250×250サイズの特徴は以下の通りです。

  • 200×200(スモールスクエア):コンパクトながらも視覚的に訴求できるため、特定の目的やターゲット層に向けて効果的に活用できます。
  • 250×250(スクエア):ブログ記事内やサイドバーに表示されることが多いサイズ。コンパクトながらも目を引きます。SNSのアイコンのような親しみやすさがあります。

スカイスクレイパー(縦長)型バナー

Googleディスプレイ広告のスカイスクレイバー型バナーは以下のものになります。

広告サイズ(px)アスペクト比PCタブレットスマホ
120×6001:5
160×6004:15
300×6001:2
300×10502:7

この中でも300×250サイズは推奨サイズとしてよく使われます。また、336×280サイズも使っている人がいます。それぞれの特徴は以下の通りです。

  • 120×600(スカイスクレイパー):ウェブサイトのサイドバーによく表示される縦長のバナー。スマートフォンの待ち受け画面のような縦長のデザインです。
  • 160×600(ワイドスカイスクレイパー):スカイスクレイパーよりも少し幅広で、より多くの情報を表示できます。エレベーター内の広告のような縦長のデザインです。
  • 300×600(ハーフページ広告):視覚的なインパクトと情報量を両立できるため、様々な広告戦略において効果を発揮します。ただし、ユーザー体験を考慮した上で、適切なクリエイティブを作成することが重要です

横長広告

Googleディスプレイ広告の長方形以外の横長広告は以下のものになります。

広告サイズ(px)アスペクト比PCタブレットスマホ
468×6039:5
640×36016:9
728×90728:90
930×18031:6
970×9097:9
970×25097:25
980×12049:6

この中では728×90サイズが推奨サイズです。728×90サイズの特徴は以下の通りです。

  • 728×90(リーダーボード):ウェブサイトの上部によく表示される横長のバナー。お店の看板のような存在感があります。

モバイル広告のバナーサイズ

Googleディスプレイ広告のモバイル広告のバナーサイズは以下のようになります。

広告サイズ(px)アスペクト比PCタブレットスマホ
300×506:1
320×5032:5
320×10016:5
  • 320×50:スマートフォンの画面幅に合わせた横長のバナー。モバイルサイトの上部によく表示されます。こちらが推奨サイズになります。
  • 300×50:320×50よりも少し小さい横長のバナー。モバイルサイトの記事内によく表示されます。
  • 320×100:モバイルサイトの記事下によく表示される少し大きめのバナー。

レスポンシブ広告とは?

レスポンシブ広告とは、デバイスの画面サイズに合わせて自動的にサイズやレイアウトが調整される広告のことです。

これにより、「PC」「タブレット」「スマートフォン」など、さまざまなデバイスで最適な表示が可能です。ユーザー体験の向上に加え、広告作成の手間も省けます。

レスポンシブ広告を実装するには、広告コードに特定の記述を追加しなければなりません。Google AdSenseなどの広告プラットフォームでは、レスポンシブ広告に対応したコードが提供されています。

効果的なバナー広告を作成するためのヒント

バナー広告はサイズだけで効果が決まるわけではありません。デザインも重要になります。ここでは効果的なバナー広告を作成するためのヒントについて解説します。

シンプルで見やすいデザインを心がける

バナー広告は、一瞬でユーザーの目を引く必要があります。そのため、シンプルで見やすいデザインを心がけましょう。

そのためには、使用色に統一感を持たせる必要があります。色を使いすぎると信頼性の低下にもつながるので注意しましょう。

また、あえて余白を残すことも必要です。文字情報を入れすぎると、見づらくなって印象が悪くなります。

高画質の画像を活用する

高画質の画像を使うことで、競合他社と差がつけられます。また、ターゲットの興味関心を引けるため、クリック率の上昇にもつながります。

高画質の画像の場合、以下のように画像サイズにも気を付けなければなりません。高画質にするとファイル容量は多くなりますが、ファイル容量が150KBを超えたバナーはGoogle広告では使えないので、注意が必要です。

  • 300×250 → 600×500
  • 320×50 →640×100
  • 468×60 → 936×120
  • 480×32 →960×64
  • 728×90 → 1456×180

ABテストを実施する

ABテストとは、複数のバナー広告を作成し、どちらがより効果的かを比較検証することです。ABテストを実施することで、より効果的なバナー広告を作成できます。

まとめ

この記事では、ディスプレイ広告のバナーサイズについて詳しく解説しました。バナー広告の効果は、「サイズ」「デザイン」「配置場所」「ターゲット設定」など、さまざまな要素に影響されます。

定期的にバナー広告の効果を分析し、改善を続けましょう。この記事が、あなたのブログ記事作成の一助となれば幸いです。

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